こんにちは。
オンラインレッスンをしようと思っているんだけれど
◆なかなか選んでもらえない
◆生徒さんが集まらない
ってことはありませんか?
オンラインレッスンが増えてきたとはいえ
まだまだオンラインでレッスンを受けたことのない人がほとんど。
まだまだ不安がいっぱいです。
しかし、生徒さんが何を重視してレッスンを選んでいるのか
何に不安がっているのかがわかれば
解決策が用意できるし、その不安を潰していくことができるはずです。
オンラインレッスンの生徒さんの重要視しているのはどこ?
消費者庁520人を対象にしたアンケート調査の
「オンラインレッスン選定時に重要視した項目」(複数回答可)では
1位は、講師の品質(60.0%)
2位、利用料金(52.9%)
3位、カリキュラムや教材の内容(43.7%)
4位、受講可能な時間帯(37.9%)
5位、評判(30.2%)
このような結果になりました。
「講師の品質ってなに?」
というわけで、よく読んでみると
どうやあら講師の品質は、「指導スキル等」ってことのようです。
いやいや、「指導スキル”等”」の”等”ってなに?って話ですよね。
オンラインレッスンの講師の品質とは?
私が考える講師の品質、指導スキル”等”に含まれるのは
◆実績
◆人柄
◆コミュニケーション能力
◆生徒の「どう変わるか」
だと思うんですね。
それでは詳しく見ていきましょう。
実績
実績は、音楽系の講師だと重要視されることが多いのではないでしょうか。
例えば
○○音楽大学卒業
○○へ留学経験あり
○○コンクール入賞
実績のある先生だから教え方もうまい…
実績がすごい人に習うと上手になる…
とは限らないけれど、目に留まりますよね。
人柄・コミュニケーション能力
上記の同アンケート調査で
「オンラインレッスンのデメリット」として
「身振り手振りを使うことが難しく、コミュニケーションがとりにくいこと」
「レッスンを通じた講師や受講生同士の交友関係が築きにくいこと」
をあげている人が、全体の1/4弱くらいいました。
なので、結構これも重要視されているポイントですね。
レッスンを教えるだけなら、録画した動画だっていいのです。
何回も見返して復習できますし、優秀ですよね。
それをわざわざ双方向のオンラインレッスンにするのは
「コミュニケーションを取りながら学びたい!」
それを楽しんでいる方が多いからかもしれません。
私は、コロナ以前は
いろいろな教室に通っていたのですが
講座の最後には近くの席の方や先生と
世代を超えて仲良くなれるのが魅力だなと、今、しみじみ思いました。
なので、画面越しのコミュニケーションを意識するといいですよ。
笑顔やテンションは3倍にしたり
グループレッスンであっても
その前に1対1で接続を確認しておいたり(希望者のみ)
Zoomの待機室を開けておいたり。
皆さんに、自己紹介をしてもらうのもいいですね。
あとは、レッスンにも寄りますが
パソコンだけではなくスマホのカメラを活用して
ヨガやストレッチ、ダンスなら少し引いて全身を映す、
クラフト系や音楽系なら指先をアップで映すなどの工夫があると、よりわかりやすいです。
生徒の「どう変わるか」
先ほど、実績が大事って話をしました。
しかし、自分が生徒になったときのことを考えてみると
実績はあった方がいいけれど、なくてもいいかな…と思います。
自分よりすごい人、上手な人に教えてもらえるなら誰でもよくて
それよりも
「このレッスンを受けることで自分がどう変わるのか」
の方が興味があります。
例えば
料理レッスンなら「煮豚がめっちゃおいしく作れた!」
→家でも作ろう!これは評判良さそう!
クラフトレッスンなら「羊毛フェルトでイヤリング作れた!」
→これ付けてどこに行こうかな?
こんな感じ。
「できない」状態から
レッスンを受けることによって
「できた」「得るものがあった」「上達した」のであれば満足!
あとは、せっかくのオンラインですので
具体的な指導やアドバイスがあると嬉しいです。
そして、満足度をあげるためには
事前にヒアリングをする、レッスン後にアンケートをとるなどして
生徒さんが求めているレッスンを把握しておくといいですよ。
受講前に講師の品質ってわかるもの?
とはいっても、
講師の品質なんてレッスン前にわかりませんよね。
皆さん、どのように講師を選んでいるのでしょう。
それはズバリ「私には○○できます!」って言っちゃえる人です。
例えば、フランス料理店で働いた実績のある講師が
「フランス料理何でも作れます!」って言われると確かに頼もしいですが
「え。ローストビーフはフランス料理だったかな?」
「”ローストビーフ教えてほしいです”って言って、もし”ローストビーフはフランス料理じゃありません”って断られたらどうしよ」
「それならちゃんとローストビーフ作るって言ってる講座受けよう」
ってなりますね、私なら。
わざわざ質問してくれるのは
きっと「あなたの講座を受けたい」と思っている人ですが
私のように「選択肢のうちの1つ」なら、質問しないで辞めてしまう可能性もあります。
「言ってくれればできたのに」なんて、もったいないです。
逆に
「おせちにもぴったり!子供からお年寄りまで喜んでもらえる、褒められテリーヌ」
くらい具体的に説明があって
テリーヌを作れた自分が想像できたら、わくわくして申し込むと思います。
最後に「講師初心者」ってのはナシで。
オンラインレッスンの講師初心者であっても
「初心者」と名乗る理由はなんでしょう?
「初心者だから、ちょっとくらいのミスも許して」
「初心者だけど、頑張ってるでしょ」
生徒さんからお金をもらってレッスンをする以上
プロですので、「初心者」と名乗るのはやめましょうね。
オンラインレッスン集客!選んでもらうための講師の品質ってなに?まとめ
今回は、オンラインレッスンの集客について考えてみました。
講師の品質とは
指導スキルの他に、実績や人柄、コミュニケーション能力
そして生徒さんがどう変化するか実感できることだと思います。
選んでもらうためには
「自分は○○ができる」と提案するといいですよ。