こんにちは。
タイトルのとおり
「現代人の集中力は8秒しか持たない」って驚きですよね。
私も常々、集中力がないなぁとは思っていましたが
まさかの一桁とは。。。ため息がでそうです。
この「現代人の集中力は8秒しか持たない」というのは
2015年のマイクロソフト社のレポートで、
カナダの研究者が2000名もの参加者を募って
112名の脳の動きを計ったときの結果だそうです。
金魚の集中力は9秒なのだそうで
たかが1秒ではありますが
50mの短距離走のタイム…と考えると1秒は大きいですよね。
うん、「金魚以下」ね。
もちろん、長い人もいれば短い人もいて、平均が8秒ってことなので
いくら集中しようとしても集中力って続かないもんですね。
つまり
オンラインレッスンでも最初の8秒がむちゃくちゃ大事!ってことですよね。
今回は、集中力が8秒としたときに私たちは何ができるのか考えてみました。
生徒さんの集中力を上げるポイントも書いてありますので
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目は口ほどにものを言う?非言語コミュニケーション
8秒間で自分のことをわかってもらうのって難しいかもしれませんが
コミュニケーションには2つの種類があります。
言語コミュニケーションはバーバルコミュニケーションとも呼ばれ
言葉や話の内容でのコミュニケーションのことです。
もう1つが、
非言語コミュニケーションはノンバーバルコミュニケーションとも呼ばれ
言葉以外の身振り手振り、動きなどでのコミュニケーションのことです。
「メラビアンの実験」ってご存じですか?
心理学者のアルバート・メラビアン氏が
この実験によって、人がコミュニケーションを図るときに
どこから情報を得るかを割合で表しました。
それによると
言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%ということで
93%が非言語コミュニケーションだったのです。
例えば、ウソをつくと目が泳いでしまったり、落ちつきが無くなったりすることで
ウソがバレちゃうことってありますよね。
「目は口ほどにものをいう」ってことなんですね。
人は出会って6秒で印象を決める
「人は出会って6秒で印象を決める」という話もあります。
やっぱり第一印象って大事ですね。
非言語コミュニケーションに当てはめてみると
視覚:笑顔・姿勢・清潔感
聴覚:声・話し方
話し方については、視覚・聴覚どちらも当てはまりそうですね。
あとは、全体的な雰囲気でしょうか。
しかし、自分のことってなかなかわからないので
話しているところやレッスンの様子を撮って見てみるといいですね。
オンラインレッスンで集中してもらうポイントは?
10秒以内に、講師への第一印象が決められ
生徒の集中力も途切れてしまうことがわかりました。
では、集中してもらうポイントってあるのでしょうか?
1.集中力の継続には「わくわくしてもらうこと」
2.集中の妨げになるようなものは置かない
3.終了時間を決める
それでは1つ1つ見ていきましょう。
1.集中力の継続には「わくわくしてもらうこと」
生徒さんは、どんなレッスンになるのかドキドキしている状態なので
その不安を取り払って、ワクワクしてもらいましょう♪
わくわくする、生徒さんの感情が動くことで、より集中することができますよ。
例えば、このレッスンをうけたらどうなるんだろうっていう説明ですね。
おいしいパンが焼けたり、かわいいアクセサリーができたり…
そんな未来を想像すると、わくわくしませんか?
あとは、「わかったら大きなマルを両手で作ってください!」みたいに
体を動かすジェスチャーやルールを決めることで、期待感が高まりますよね。
2.集中の妨げになるようなものは置かない
できれば、レッスンに使うものだけが画面に映るといいですね。
関係ないものが画面に映っていると、気になってしまいます。
例えば、英会話レッスンの外国人講師の部屋に
やたらと目が合う謎の像があったら、気になってレッスンどころではありません。
レッスンに集中するためにも
画面がごちゃごちゃにならないようにしましょう。
3.終了時間を決める
終了時間がわかれば
「その時間まで集中すればいいんだな」ってわかりますよね。
何時までのレッスンなのか
わかっていても伝える方が生徒さんは安心です。
いつまでやるのかわからない部活って疲れますよね。
あと、連絡なしにひたすら待たされるとか。。。(スマホのない時代)
その他にも、全体の流れが分かると
「今、ここらへんなのかな」とわかって安心です。
こんな感じで、生徒さんに集中してもらえる工夫をしていきましょう♪
オンライン講師は見た目が大事?人の集中力は8秒しか持たない まとめ
現代人の集中力の平均は8秒。
そして、人は出会って6秒以内に印象を決める。
もう10秒以内、第一印象が大事なんです。
そして、聴覚や視覚からの情報、
非言語コミュニケーションの割合が圧倒的に大きいので
話す内容も大事ですが、見た目にも気をつけましょう。
視覚:笑顔・姿勢・清潔感
聴覚:声・話し方
笑顔がぎこちないなら、鏡の前で笑顔の練習をしてもいいし
話し方や姿勢で気になるところがあるなら、パソコンにフセンを貼るのでもいいかも。
そして、生徒さんの集中力をあげるには
1.集中力の継続には「わくわくしてもらうこと」
2.集中の妨げになるようなものは置かない
3.終了時間を決める
ちょっとした工夫も大事です。
人柄がいい、性格がいい、教え方がうまい
なんてことは、レッスンの後や少し時間がたってからわかるものなので
まずは、第一印象をよく見せるよう意識していきましょう。